塾長コラム
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加藤塾長の
マンスリーコラムMonthly Columun
みなさん、こんにちは!進学アカデミーFUJIの加藤です。
今回のコラムは、「成長に関することと、FUJIのシステム」についてお伝えします。
12月になりました。早いものでもう1年が過ぎようとしています。思えば、今年は能登の震災から始まった年。先日も大きな揺れがあったばかりで、私個人としては今一つ心がパッとしない1年でした。
能登で実際に被害に遭われた方は本当に大変なことだったと思います。だからと言って健康に動ける者まで立ち止まっているわけにはいきませんね。普段と変わらない日常に感謝しつつ、前に進んで行かないと思っております。
今年の7月に開校したFUJIも、少しずつですが生徒も増えてきて本当に有難い限りです。と同時に、生徒さん一人ひとりに対して責任を持って指導、サポートしていかないといけないなと改めて身の引き締まる思いです。
普段生活していると、本当にいろんなことが起こります。何もない一日なんてないですね。「今日何もなかったな…」なんて思う日でも、確実に一日は過ぎてゆくわけですし、その分年も取るわけです。
いつも「100%の力で生きる」というのも、実際は難しいかもしれませんが、それでも「やれる時にやっておく」ということを心がけていきたいなと思うこの頃です。
そんなことを思いつつ、ふと勉強というものに当てはめてみると、共通することは多いなと感じます。やはり勉強も大きな生活、人生の一部だからでしょうね。
身の回りの物事を「やらないといけないこと」と「やらなくてもよいこと」、ざっくりですが二つに分けてみます。 それらをさらに分けてみると、
① 「やりたいこと」であり「やらないといけないこと」
② 「やりたくないこと」なのに「やらないといけないこと」
③ 「やらなくてもよいこと」なのに「やりたいこと」
④ 「やらなくてもよいこと」で「やりたくないこと」
このような感じでしょうか。もちろん、他の分け方もあるでしょうし、もっと細かく分けることもできるでしょうけれど。
とりあえずはこの①~④で考えてみます。
この中で①や④は、ある意味それほど意識しなくてもいいのではと思います。①の「やりたいこと」と「やらないといけないこと」が重なっているもの。これはいいですよね。「やらないといけないこと」だけど、それが自分でも「やりたいこと」になっているなら、気持ちがマイナスになることはまずないでしょう。
こういうことを仕事にできたらいいです。④はその真逆。「やりたくないこと」だけど、そもそもそれが「やらなくてもよいこと」なのであれば、特別問題視することはないでしょう。ただし、それが本当に「やらなくてもよいこと」なのかどうか…。きちんと判断する必要はあります。少なくともその点は気をつけておかないといけません。
要するに、私がこのコラムで言いたいのは②と③なんですね。
②「やりたくないこと」なのに「やらないといけないこと」
③「やらなくてもよいこと」なのに「やりたいこと」
思えば、仕事や人生ってこの二つのせめぎ合いのような…(なぜだか分かりませんが、最近ふとそんなことを考えています)
で、これって勉強もそうじゃないでしょうか?
②「やりたくないこと」なのに「やらないといけないこと」。たとえば、英単語や漢字の暗記。勉強が比較的得意な生徒でも、それらが好きだという人はそう多くはないような気がします。スポーツで言えば、地道な体力作りにて似ていますよね。たしかに大事なのは分かっている、けれどなかなか捗らない。そういう人の方が多いように感じます。そもそも勉強自体、「やりたくない」けど「やらないといけないこと」になってる人も少なくないでしょう。でも「やらないといけない」と思っている(分かっている)ということは、良いことだと思います。
一方、③「やらなくてもよいこと」なのに「やりたいこと」。勉強も仕事も人生も、結局はこれとの戦いではないかと思うのです。
勉強をしないといけないと分かっているのに、つい手が伸びてしまうゲームやスマホ…。
食べたら太ると分かっているのに、つい手が伸びてしまう、カップラーメンやおやつ…。
勉強というのは、「『できない』を『できる』にすること」という言い方をよくします。
これはなにも勉強に限ったことではなく、スポーツでも芸術でもなんでも同じかなと思います。
今まで出来なかったことが、練習をして出来るようになる。
その「できないこと」をもう少し具体的に、かつ別の言葉で言い換えるとすると、今述べた②や③と向き合って、③よりも②が出来るようになることなのかなと思ったりします。
③「やらなくてもよいこと」なのに「やりたいこと」を抑えて、②「やりたくないこと」なのに「やらないといけないこと」を優先して取り組めるようになる。
それを一言で言い表した言葉が、「成長」ということではないか、そんなことを思います。
とは言え、人間も世の中の物理法則に閉じ込められた生き物。③を脱却して②に向かおうと思っても、③をやり続けたい、現状維持したいという「慣性の法則」により、自力ではなかなか克服するのが難しいものです。
どうすれば③を脱却できるのか。ある意味これは単純明快で、②の機会を③より多く作り出すしかありません。
しかしながら、②はそもそも「やりたくないこと」。自力でその機会を作り出すのは非常に難しいです。
ですので、進学アカデミーFUJIでは、「できるだけ多く通塾」を塾のコンセプトの一つとしています。
例えば、中1中2。
コース・料金表では「週2:22,000円」に対して、週3では24,000円、それ以上の「学び放題」(開校日の火~土で最大5日間通塾可能)で25,000円という設定にしています。料金的に週2も学び放題もそれほど差をつけていません。これは、そういう理由があってのことです。
部活や習い事で忙しいのは重々承知です。ただ、勉強が今は苦手でも、「やらないといけないこと」と分かっているのであれば、可能な限り勉強に時間を割いていただきたいなというのが私の想いです。
「苦手だから週1回で様子を見ながら少しずつ」。そういうお気持ちはよく分かります。ですが、そうこうしている間にも学校の授業は先に進みます。そして、ますます分からないところや出来ないところが増え、せっかくの成長の機会を逃してしまいかねません。
「やらないといけない」と思っていた勉強も、分からないことが雪だるま式に増えていけば、「やらなくてもいいこと」になってしまうことも大いにあります。
今回の内容をまとめますと、
③「やらなくてもよいことなのに、やりたいこと」を抑え、②「やりたくないことなのに、やらないといけないこと」を優先して向き合い、自分の課題(わからない、できない)を克服して、「わかる」「できる」にしていくこと。
これが「成長」ということ。
その成長の機会を逃さない為にも、FUJIではなるべく多く通塾できる環境、金額設定にしています。
最後にお知らせです。
12月から「冬の学習応援キャンペーン」として、12月と1月の2か月間、2月以降のご入塾の方に限り、授業料を全額無料としています。もちろん、12月と1月の2か月間は、無料で通い放題です。ご興味のある方はご連絡ください。
連絡方法は、進学アカデミーFUJIのHPや電話の他、インスタやXのDMでも受け付けております。
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